アルミタンク

KIDでは、タンクの製作に入る前に、必要に応じて、モックアップを製作し、車体とのバランスを検討します。

この段階でオーナー様に見ていただいて形の確認と変更を簡単にしていただけます。
オーナー様とディスカッションの後、形が決ったら早速アルミ板を切り出して成形していきます。


ハンマー、ドーリー、サンドバック、イングリッシュホイール、さらには自分の体まで、あらゆる道具を駆使して
アルミ板をモックアップの形に合わせていきます。
一枚一枚丁寧に仕上げていきます。
左右対称に。
出来上がったパーツ達がこちら。
これらを歪みが出ないように注意しながら溶接していきます。
当然ですが、タンクの中身はガソリンです。

しっかりと裏側まで溶け込ませています。

確認しながら慎重に溶接を進めていきます。 
全集を溶接して、ビードを削ったらこんな感じになります。
続いてはタンクキャップを製作。

タンクがアルミですので、材料にはアルミ5052材を使用します。
旋盤を駆使してアルミの塊からパーツを製作していきます。
最後にネジを切って完成。
ポップアップ用のタンクキャップバングです。
製作したタンクにウェルドオンです。
溶接ビードを削ってきれいに収まりました。
最後にコックの取り付け口を付けたら完成です。
最後に塗装。

せっかくアルミで製作したので、タンクサイドにアルミ地を残して塗装との
コントラストを演出したいと思います。
そのアルミ地の部分にピンストライプでKIDのロゴを入れてもらいました。

LOKET PINSTRIPING!

タンク裏にはオーナー様の名前をこっそりと、
キレイなタンクが仕上がりました。
タンク製作に関して、KIDでは鉄板の成形からマウントまで、すべてを一貫して自社で行っております。
「コックを移設してピンゲルコックを付けたい」、
「今のタンクに エア・クラフトタイプや ポップアップタイプのキャップを付けたい」、
「誰もつけてないタンクを作りたい!」
何でもご相談下さい。
お待ちしております!